2011年11月21日

円形で強い抽象性が発現/金沢21世紀美術館(石川県)

 妹島和世+西沢立衛/SANAAの設計。城下町 金沢市の中心部に出現した巨大な円盤、それが『金沢21世紀美術館』(2004)です。外部はすべて曲面ガラスで包み、円盤の上にはいくつもの四角形の白い箱を載せています。内部では4ヶ所の光庭に光が溢れて、風も吹きぬけます。全体的には、隅々まで儚げなまでに繊細な明るさで美しく仕上がっています。さらに、ここでは内外の展示とランドスケープが一体となって、訪れた人達は、”21世紀”の金沢に相応しい、前衛的な美術館体験へと導かれます。










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