スリランカ南端のリゾート地タンガッラは、インド洋をいっぱいに見られる美しい海岸をもつ町。『アマンウェラ』(2005)は、この国のホテルの個性の一つである、別荘感覚での利用が想定されています。食事、サービス、設備、ランドスケープの質、とどれを取っても水準を超えた一級のホスピタリティーが提供されます。相応に値段もお高いので覚悟は必要です。聞くと日本や欧米の芸能人の、お忍びでの利用も少なくないというラグジュアリーホテルなのです。そういうことで貧乏性の私には、どうしても落ち着けません。設計は世界各地でアマンリゾーツを複数手がけるオーストラリア人のK.ヒル(1943~)です。モダンと風土の融合を尊重する建築家なのでしょう。
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