2012年12月24日

やはり主役は光と影/カセレス修道院(スペイン)

 カタルーニャ地方、ヴィックのパラドールで快適な宿をとったためか、今日の足どりは軽い。湖に突き出た半島、崖上の先端に立ち上がった教会が、『サント・ペレ・デ・カセレス修道院』です。ロマネスク様式の、シンプルで力強い印象の鐘楼が特徴です。アプローチが周辺の自然と一体となっていて少し長く、険しく、だからその分美しい。改修を何度もくり返し、現在の形は11世紀の完成といわれています。

 サウ・ダム湖をヴィック・サウのパラドール バルコニーから見ました。中央に小さく見えるシルエットが、湖の水量が少ない時にだけ姿を現す『サン・ロマン教会』です。
 ※ 今年はこれを以って最終とします。よい年をお迎えください。

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