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『豊島美術館』(2010)は、豊島再生のシンボルとして、瀬戸内海を背景に豊かに広がる棚田の風景のなかに生まれていました。訪問はオープン(10/10/17)直後のことです。予備知識を持たずに訪れて、驚きはすぐに。長いアプローチから小さな入り口をくぐって見えた光景は、内部が空っぽの空間だけなのです。アート作品は?‥‥床に。そこかしこに4、5mmほどの水滴がツツーッと動いているではないですか!! それらが生まれては消える。あとは、コンクリートシェルの天井に2か所の開口があるだけ‥‥。西沢立衛(1966~)の設計と内藤礼(1961~)のアートの協働が冴えわたっています。鹿島建設の技術力にも脱帽です。
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