2011年10月17日

京都の庭に見る永遠のモダン/重森三玲の作庭(京都府 他)

 作庭家 重森三玲(1898~1975)の庭が見たくなり、山妻を伴い京都へ。「東福寺・八相庭」で高い評価を得た後、各地に作品を残している三玲の庭の特徴は、人から神が宿るとまで言われ、自身は力強い岩島石を神として組んだモダンな地割の枯山水にあります。東福寺(方丈庭園→龍吟庵→光明院)→光清寺→西山邸→雪舟寺→岸和田城と巡ってみると、三玲が宣言した「庭園は芸術である」ということがわかるのでした。
 藤森は、イサム・ノグチ(1904~1988)と深い親交があり、請われて石材についての助言を多く与えていたと言われています。

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